コンテスト概要

総務省では、2020年代の我が国におけるワイヤレスサービスの発展、並びに第5世代移動通信システム(5G)の実現に向けて、研究開発・総合実証試験の推進、国際連携・協調の強化などに取り組んでいます。
ワイヤレスIoTや5Gは、地域が抱える諸課題を解決し、またベンチャーや中小企業等の参加も得ながら、農業・軽工業等の様々な分野・領域において新たなビジネスの創出など我が国の生産性向上に寄与するものと期待されています。一方、高等専門学校(以下、「高専」)は産業界の強い要請により実践的な技術者を養成する高等教育機関として設置されており、現在、北海道から沖縄まで全国に57校(国立:51校55 のキャンパス、公立3校、私立3校)あります。高専は毎年、約1万人強の学生を社会に送り出しており、今日までの約40万人の卒業生は全国各地の産業を支え、また、我が国の高度経済成長を支えてきました。

これまで総務省では、全国に設置されている高専の地域性を生かし、全国的な電波有効利用を目指した「ワイヤレスIoT技術実証等」を高専の学生を中心に2017年度より実施してきました。また、これらの成果を地元企業等の協力を得ながらビジネス創出に繋げていくための支援策等についても検討を進めています。

本事業では、これまでの技術実証を踏まえて、地域に密接しつつ高度な技術者を育成している高等専門学校で育まれている学生の技術力や独創的なアイデアを、地域におけるワイヤレスIoT及び5Gを含めた電波事業の新たなサービスに繋げていくことを目的に本コンテストを進めています。

コンテスト事業の運営体制

本事業の運営体制は「運営委員会」、総務省から委託を受けた「事務局」、専門的なアドバイスをする「サポータ企業」を中心に運営を進めています。

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  • アイデアを全国の高専生を対象に公募
  • 選考過程をへて、サポーター企業からの専門的なアドバイスを踏まえ技術実証を実施
  • 約8か月間の技術実証を行った後、成果発表会を開催
  • 本技術実証を通じて、高専生のさらなる技術力向上、ひいては高専生の高い技術力や独創的なアイデアを地域における新たなサービスに繋げていく

コンテストの応募資格

  • 高専に所属している学生(本科生、専攻科生)であること。また、これをサポートする教員がいること。
  • チームだけでなく個人での応募も可。チームは、同一高専内の学科を跨るチームや、2校以上の高専を跨るチームでの応募も可。なお、チームの場合は代表者を決めること。
  • 総務省や企業等が5G/ワイヤレスIoTを活用した実証実験としてこれまで取り組んでいないような、新たなアイデアを提案できること。なお、これまでの実証実験で既に取り組まれてきたサービスや利用シーンと同一であっても、その実現方法に新たなアイデアが盛り込まれている場合は(例えば、一部に安価な部材を使用あるいは回路構成を工夫することで実装を加速する提案など)、新しいアイデアと認める。
  • 都内で開催される二次審査でのプレゼンテーション大会に参加できること。(一次審査を通過したアイデアについて、プレゼンテーション大会で、提案内容のプレゼンを実施していただきます)
  • 採択された場合には、年度末に実施予定の成果発表会及び展示会(於:東京近郊)に在学生が対応できること。

応募内容

本コンテストでは、以下の2部門から構成されます。応募の際には、いずれかの部門を選んで応募していただきます。

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  • 「5G活用部門」では、地域の課題解決に繋がるようなアイデア提案を募集します。5Gの特性は運営事務局が提供する紹介動画等を通じて学ぶことができます。
  • 「ワイヤレスIoT活用部門」では、学生が日頃から感じる地域の課題解決を具体化させるためのアイデア提案を募集します。ワイヤレスIoTを活用したプロトタイプ検証のものから具体的なビジネスや公共サービスにつながるような関係者を多数巻き込んだ技術実証まで幅広く募ります。
  • 新規サービス提案だけでなく、現在地域で既に取り組まれている実装を加速するような提案(例えば、より低コストで実現する提案など)も含め、広くアイデア提案を募集します。提案にあたっては、「電波」ならではの特徴がよく活かされていることがわかる内容にしてください。

5G、あるいはワイヤレスIoTの特性を活かした技術を活用することにより、地域の安全・安心や、地元産業等の生産性の向上や効率化など、地域や社会が抱える課題等を解決し、また新たなビジネスや公共サービスの創出につながる具体的な実現アイデア提案を募集します。

応募件数

コンテスト応募件数の推移

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